SNSを使った会社は28.5%、採用まで届いたのは37.4%

中途採用を行った1,500社に、使った採用サービスと結果を聞いた調査があります。

SNSを使ったと答えた会社は28.5%でした。前年の23.9%から4.6ポイント増えています。

ただし応募者が出たのは16.1%、採用に繋がったのは10.7%です。

使った会社を分母に置き直すと、採用まで届いたのは37.4%になります。

(マイナビ『中途採用状況調査2026年版』SQ5 到達率一覧(回答1,500社))

採用サービス別・使った会社の割合と採用まで届いた割合

手段利用した会社採用到達率
人材紹介会社41.4%66.0%
転職サイト47.1%63.3%
職業安定所(ハローワーク)36.9%44.7%
全サービスの平均28.3%42.1%
SNS28.5%37.4%

採用到達率は、使った会社のうち採用に繋がった会社の割合。マイナビ『中途採用状況調査2026年版』SQ5 到達率一覧(回答1,500社)より作成

人材紹介会社を使った会社では66.0%、転職サイトでは63.3%、ハローワークでは44.7%が採用まで届いています。

SNSは37.4%で、全サービスの平均42.1%を下回りました。

「利用した」から「応募者がでた」への移行率は、SNSが56.3%です。全サービスの平均は58.8%、人材紹介会社は77.5%でした(同調査)。

SNSを始めた会社のうち、応募者が1人でも出たのは半分強です。残りの4割強は、投稿しても応募者がゼロでした。

結論から言うと、SNSは求人媒体や人材紹介の代わりにはなりません。

ただし、若い人に会社の名前と仕事の中身を知ってもらう入口としては、他に代えがききません。

どれか1つの手段を置き換えるものではなく、採用全体の中に組み込んで使うものです。


20代の78.0%がInstagram、58.7%がTikTok。経営者世代とは別の景色

総務省が10代から70代までの1,800人に、ソーシャルメディアの利用状況を聞いています。

Instagramを使っている人は、10代で75.0%、20代で78.0%です。50代は52.7%、60代は34.7%、全年代では52.6%でした。

TikTokは10代で65.7%、20代で58.7%です。50代は25.5%、60代は18.8%、全年代で33.2%でした。

YouTubeはどの年代も高く、10代95.7%、20代97.2%、50代83.0%、60代71.2%、全年代80.8%でした。

X(旧Twitter)は10代62.1%、20代78.0%、50代43.6%、60代22.1%、全年代43.3%です。

(総務省情報通信政策研究所『令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』表5-1-1。回答は全年代1,800人、10代140人、20代218人、50代330人、60代271人)

TikTokは20代と60代で3倍以上の開きがあります。採用を決める会議に出ている人と、採ろうとしている人が、別の画面を見ています。

TikTokの利用率は、令和5年度から令和6年度にかけて全年代で27.8%から33.2%に増えました。狙う層である20代も52.1%から58.7%に増えています。

一方で、10代だけは70.0%から65.7%に下がりました(同調査)。全年代で伸びている最中に、いちばん若い層では減っています。

いま流行っている媒体の顔ぶれが、来年も同じとは限りません。

令和6年の建設業就業者のうち、55歳以上が36.7%、29歳以下が11.7%です。平均年齢は45.3歳でした。

(厚生労働省『建設労働をめぐる情勢について』(令和7年10月)。原データは総務省「労働力調査」)

建設業の新規求人数は、令和6年で806,398人です。前年の849,209人から減りました(同資料。厚生労働省「職業安定業務統計」。新規学卒者とパートタイムを除く)。

求人の数は減っています。それでも、働いている人のうち29歳以下は1割強にとどまります。

ただし、20代の利用率が高いことは、そこに出せば応募が来ることを意味しません。

利用率は「その媒体を見ている人の割合」です。「仕事を探している人の割合」ではありません。

Instagramを開く20代が8割近くいても、転職を考えている人はごく一部です。建設業で働こうという人は、さらに絞られます。

統計の上では、20代の多くが見ている場所です。ただし現場の実感としては、投稿を1本出して翌日に応募が入るような反応は起きません。

若い人の目が集まる場所に、自社の名前が1つも出てこない。その状態を変えるのが、SNSの役割です。

足場とクレーンが組まれた建設中のビルを見上げたアングル
写真: Mike van Schoonderwalt / Pexels

どの媒体から始めるか

使う媒体は1つか2つに絞ります。

4つ同時に始めると、更新が続かなくなりがちです。ネタ出しと撮影と編集を、媒体ごとに別の形で用意することになるからです。

媒体別・20代の利用率と会社にかかる手間

媒体20代の利用率向いている見せ方会社にかかる手間
Instagram78.0%写真と短い動画。完成した建物、現場の朝すでにある写真が使える。週2本なら続けやすい
TikTok58.7%縦型の短い動画。作業の音と手元が伝わる撮影と編集に手が要る。担当を決めないと止まる
YouTube97.2%数分の動画。1日の流れや社員の話台本と撮影と編集。1本の手間がいちばん重い
X(旧Twitter)78.0%短い文と写真。募集の告知や一言投稿は軽い。ただし流れて消えるのが早い

20代の利用率は総務省『情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書』(令和6年度)表5-1-1。見せ方と手間は弊社の見立てです

採りたいのが新卒か中途かでも、見る場所は変わります。

26年卒の学生1,908人への調査では、68.2%が就職活動の準備でSNSを活用したと答えています。

ただし、情報収集に使っている媒体の内訳では順番が変わります。

LINE公式アカウントが45.6%、Xが36.4%、Instagramが32.7%、YouTubeが26.0%、そしてTikTokが12.9%でした(回答1,311人)。

(マイナビ キャリアリサーチLab『2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(10月)』)

情報収集に使うSNSとしてのTikTokは、2年連続で増えています。一方で、挙がった媒体の中ではTikTokの12.9%がいちばん低い数字でした。

順番として先に来るのは、別の媒体です。

1位のLINE公式アカウントは、すでに接点のある人に情報を届ける仕組みです。会社を知らない人に見つけてもらう用途とは別になります。

新卒を採りたいなら、学生が会社の情報を探しに来るInstagramとXが先に来ます。20代から30代の中途なら、仕事の中身が伝わるTikTokや短い動画が向きます。

誰を採りたいのかを決めてから、媒体を決めます。順番を逆にすると、投稿する内容が決まりません。


何を投稿するか、そして止めたときに何が起きるか

投稿のネタは、会社がすでに持っているものから出します。

現場の1日、着工から完成までのビフォーアフター、使っている道具、手元の作業です。給与や休みの実際の話も、見てもらえる投稿になります。

ただし、撮る前に許可の確認が要ります。施主、元請、そして写る社員の3者です。

写ってはいけないものもあります。図面、看板の社名、通行人の顔、車のナンバーです。

看板には工事名と発注者が入っています。読めてしまうと、工事が特定されます。

撮影のルールは1枚の紙にまとめて、現場に配っておくほうが早いです。

26卒の学生319人と、新卒採用の担当者347人に聞いた調査があります。

就職活動中に企業のSNSを見たことがある学生は63%でした。見ていた媒体はInstagramが40.4%、YouTubeが36.1%、Xが35.1%です。

好印象だった投稿は「職場環境・オフィス紹介」52.2%、「社員紹介(インタビュー・座談会)」42.0%、「採用イベント告知」39.9%です。

企業のSNSを見て、応募や選考、内定承諾などの行動に繋がった学生は68.7%にのぼります。

影響を受けた場面は「企業を知ったきっかけ」が55.1%、「応募検討」が49.3%、「選考中」が27.5%、「内定承諾の意思決定」が22.5%でした。

同じ調査には、逆向きの数字も載っています。

63.7%の学生が、「この会社は合わない」「印象が悪い」と感じた投稿があったと答えています。

ネガティブに感じた学生のうち、いちばん多かった理由は「会社のことや仕事内容が伝わらなかった」で50.8%です。次が「社員の雰囲気・文化が合わないと感じた」で34.4%でした。いずれも、ネガティブに感じた63.7%を分母にした割合です。

さらに、SNSでの発信を「非常に重要」と考えている学生層では、ネガティブな印象を持ったことがある人が84.2%です。

(株式会社moovy『採用活動・就職活動におけるSNS活用に関するアンケート調査』(2025年7月31日)。2025年6月30日から7月6日のインターネット調査)

見てもらえれば効く手段は、見て落とされる手段でもあります。

SNSのリスクとして語られるのは、たいてい炎上です。社員の不適切な投稿が拡散される、という話です。

ただし、建設会社で実際に起きるのはそこではありません。3か月で更新が止まったアカウントが残ること、そして中身が薄いと見られることです。

最後の投稿が半年前のアカウントは、見た人に「この会社はもう動いていないのか」と思わせます。

会社のことや仕事内容が伝わらない、というのがネガティブに感じた理由の1位でした。更新が止まれば、伝わらない投稿が並んだまま固定されます。

更新が止まらない体制ができるまでは、始めないほうがよいです

投稿を続ける担当を決めます。撮影と編集の時間も、業務として確保します。この2つができないうちは、アカウントを作らないほうがよいです。社長が思いついたときに投稿する運用は、3か月で止まります。

担当を1人に任せきりにしません。撮る人、文章を書く人、確認する人を分けます。

現場の社員に撮ってもらうなら、撮るものを3つくらいに決めて、送る先を1つにします。写真が集まる仕組みができれば、投稿は続きます。

作業員が結束工具で鉄筋の交差部分を結んでいる手元のクローズアップ
写真: Ümit Tektaş / Pexels

実際にどれくらい応募が来るのか

大阪府豊中市の有限会社長谷川興業は、全国でコンクリートの打設工事を手がけています。

この会社はTikTokに、週2回から3回のペースで投稿し続けました。運用を始めて2か月で、応募が入り採用に至っています。

再生数は3か月目に220万回、6か月目に480万回です。累計670万回再生、フォロワー(投稿を受け取る登録者)は5,718人になりました。

問い合わせは40件以上、TikTok経由の求人応募は20件以上、仕事の依頼も20件以上です。その後も、再生数は月に15万回から20万回あります。

この数字は、運用を担った代行会社が自社の事例として公表しているものです(株式会社ノックデザイン「ニチヨウビ」の事例記事)。

もう1件あります。岡山県の株式会社砂建は、TikTokの運用を代行会社に任せました。応募してくるのは50代から60代が中心で、応募数そのものが低迷していたそうです。

運用後は年間の応募が60件に増え、そのうちSNS経由が23件です。採用の中心が20代・30代に変わり、離職率はゼロになりました。

こちらも、支援した代行会社の側が発表している数値です(TLPC株式会社のプレスリリース(2025年3月24日))。

累計670万回再生、フォロワー5,718人。TikTok経由の求人応募は20件以上

670万回再生して、応募は20件以上です。再生は万回の単位、応募は件の単位です。

再生数が伸びれば応募が大量に押し寄せる、という話にはなりません。再生数は人数でもなく、求職者の数でもないからです。

数を取る手段ではありません。会社を知らなかった人に、名前と仕事の中身を届けるための手段です。

そして2件とも、運用に外部の手が入っています。長谷川興業については、週2回から3回の投稿を半年続けた先に、この数字が出ています。


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かかる手間と費用の見立て

SNS運用代行の料金に、公的な統計はありません。ここから挙げるのは、代行事業者とクラウドソーシングの事業者が公開している目安です。

投稿内容の作成と投稿の代行までを頼むプランは、月10万円前後です。

コメントや個別に届くメッセージ(ダイレクトメッセージ)への返信まで含めた運用全般になると、月20万〜30万円になります。

企画や広告の運用まで任せる場合は、月50万円以上です。広告の運用を頼むと別料金がかかり、広告費の15〜20%が目安です。

初期費用は10万〜30万円です。アカウントの方針づくり、投稿の型づくり、最初の制作物の費用です。

短期間のお試しプランが2万〜5万円である場合もあります。

(株式会社ローカルマーケティングパートナーズ『SNS運用代行の費用相場』(2026年7月)、ランサーズ『SNS運用代行の費用相場』)

ある運用会社の試算では、自社で投稿する手間は1本あたり約60分です。内訳はネタ出しが15分、文章が20分、画像の準備が15分、投稿が10分です。

月30本なら30時間で、フルタイムの社員の業務時間の約2割にあたります。

同じ試算では、縦型の短い動画は企画・撮影・編集まで含めて1本90分以上かかることもあるとされています。

(37DESIGN『SNS運用を週1時間に圧縮!中小企業のAI自動化で月30投稿する方法』)

あくまで1社の試算です。実際には、撮影のための現場の行き帰りも上に乗ります。

マイナビの同じ調査では、中途採用にかけた費用の内訳も聞いています。

採用ブランディングに費用をかけた会社では、1社あたりの年間実績が82.7万円でした。予算は95.4万円です。ここには採用パンフレット、ノベルティ、採用ブログ、SNS、各種WEB広告などが含まれます。

一方、人材紹介に費用をかけた会社では、1社あたりの年間実績が375.5万円です。中途採用費用の合計は、年間実績で1社あたり609.9万円、予算は696.0万円でした。いずれも、そのサービスを使った会社を分母にした平均です。

(マイナビ『中途採用状況調査2026年版』Q35)

SNSを含む採用ブランディングの年間実績82.7万円は、人材紹介375.5万円の4分の1以下です。会社が実際にSNSへかけている金額は、まだ小さいということです。

ここから月20万円のSNS運用代行を考えると、1年で240万円になります。採用ブランディングの予算95.4万円と比べると、2.5倍の金額です。

枠を少し広げる話ではありません。採用費全体の組み替えの話になります。

SNS運用の3つのやり方

やり方費用の目安手間と続きやすさ向いている会社
自社で回す0円(社内の時間のみ)投稿1本あたり約60分の試算。繁忙期に止まりやすい撮るのが好きな社員がいる会社
代行に任せる月10万円前後から50万円以上+初期費用10万〜30万円素材を送って内容を確認するだけ。投稿は止まりにくい社内に撮る時間が取れない会社
併用する月10万円前後+社内の時間現場で撮るのは社内、編集と投稿は代行現場の素材は出せるが編集まで手が回らない会社

費用は株式会社ローカルマーケティングパートナーズ『SNS運用代行の費用相場』(2026年7月)とランサーズ『SNS運用代行の費用相場』、投稿1本あたり約60分は37DESIGNの試算。公的統計ではありません

3つのうち、建設会社に薦めやすいのは併用です。

はじめの3か月は自社で撮ってみて、続けられそうなら編集と投稿を代行に渡します。この順番なら、投稿のネタが社内にあるかどうかを先に確かめられます。

3か月で素材が集まらない会社は、代行に任せても素材が出てきません。

青空を背景に組み上げられた木造住宅の屋根の軸組を見上げたアングル
写真: Nate Johnston / Unsplash

SNSだけでは埋まらない。何と組み合わせるか

採用まで届いた割合は、SNSが37.4%、人材紹介会社が66.0%、転職サイトが63.3%、ハローワークが44.7%でした。

採用まで届く確率で見ると、人材紹介会社はSNSの1.7倍を超えています。

施工管理や技術者を採るなら、人材紹介は確実に手が届く主力の手段です。建設業の有資格者が、自社の募集だけで揃うことはまれだからです。

手数料は安くありません。一般に言われる相場は、全業界で理論年収(内定者の想定年収)の30〜35%、建設業の施工管理は主流45%です。

1級施工管理技士を持つ所長クラスや、急いで埋めたい希少な人材では60〜70%まで上振れるケースもあります。いずれも弊社が建設業の商談で見ている水準で、公的統計の数字ではありません。

高いから避ける話ではありません。使い方しだいで効き方が変わります。

効き方を決めるのは、紹介会社のとりまとめです。次の4点で差が出ます。

  • 求める人物像の伝え方
  • 問い合わせにどれだけ早く返信するか
  • 見送った理由をどれだけ細かく伝えるか
  • 複数の紹介会社の優先順位の付け方

ここが動くと、同じ手数料でも出てくる人が変わります。

ではSNSは何をするのか。知ってもらうことです。

紹介会社から候補者に会社名が伝わると、その人は検索します。求人媒体で求人票を見た人も同じです。

Instagramに現場の写真が並んでいれば、仕事の中身が伝わります。何も出てこなければ、会社を知る手がかりはそこで止まります。

だから、SNSから求人票や応募フォームへの道を作っておきます。プロフィールの欄に、採用ホームページのリンクを置きます。

採用ホームページの側にも、募集職種と給与、休日、1日の流れを載せておきます。ここが抜けていると、再生数は伸びても応募にはなりません。

縦型の短い動画にいくらかけるかは、建設業の採用動画に相場をまとめています。

SNSを求人媒体の並びのどこに置くかは、建設業の採用媒体で6つの種類ごとに比べています。

若い人に届ける打ち手そのものは、建設業の若手採用に条件ごとに載せています。

手段が増えるほど、動かす手間も増えます。担い手を分けます。

  • 社内と採用代行が一緒に: 求める人物像と採用要件の整理。現場を知っているのは社内なので、丸投げにできません
  • 社内: 面接、最終判断、内定承諾の最後のひと押し
  • 採用代行: 運用全般。求人票の作成と改訂、求人媒体の運用、スカウトの送信、応募者への対応、日程調整、紹介会社のとりまとめ

SNSの投稿も、この運用全般に入れられます。

専任の人事を置くかどうかにかかわらず、まず建設に特化した採用代行と組みます。そのうえで、社内にどれだけ人を割くかを考えます。

採用の手段と媒体は移り変わりが速く、本業のある社内の人だけで追い続けるのは重いからです。

弊社の採用代行は月額20万円(税別)〜です。比較するときは「月額20万円〜+媒体費」で見てください。採用代行を入れても、求人媒体の掲載料は別にかかります。

もう1つ。「応募が何件来る」「何名採用できる」を書面で約束する業者には気をつけてください。採用代行は業務委託契約で、書面にできるのは作業の量だけです。スカウトの送信通数、求人票の改訂本数、月次レポートの提出日などです。

採用人数は、四半期ごとの振り返りで話す材料として扱うのが筋です。


よくある質問

Q. どの媒体から始めればいいですか?

採りたい人で変わります。新卒なら、学生が会社の情報を探しに来るInstagramとXが先です。学生の情報収集では、TikTokは12.9%でいちばん低い数字でした。

20代から30代の中途なら、仕事の中身が伝わるTikTokや短い動画が向きます。

いずれにしても1つか2つに絞ります。4つ同時には続きません。

Q. 週に何本投稿すれば足りますか?

公表されている建設会社の例では、週2回から3回です。本数より、止めないことが先に来ます。月8本を1年続けるほうが、初月に30本出して止まるより効きます。

自社で回すなら、投稿1本あたり約60分という、ある運用会社の試算があります。月8本なら8時間、月30本なら30時間です。出せる時間から本数を決めてください。

Q. 誰が撮るのですか?

1人に任せきりにしません。現場の社員に撮ってもらうなら、撮るものを3つくらいに決めて、送る先を1つにします。

撮る前に、施主と元請、それに写る社員の許可を取ります。図面、看板の社名、通行人の顔、車のナンバーは写さないようにします。

Q. 何か月で応募が来ますか?

公表されている例では、運用開始から2か月で応募から採用まで至ったものがあります。ただし、これは1件の事例です。

マイナビの調査では、SNSを使った会社のうち応募者が1人でも出たのは56.3%でした。4割強は応募者がゼロで、半年やっても0件ということは起こります。

半年から1年は見ておいて、3か月ごとに投稿の中身を変えられるようにしておきます。

Q. 運用代行はいくらかかりますか?

投稿内容の作成と投稿の代行までなら月10万円前後です。コメントや個別に届くメッセージへの返信まで含めた運用全般になると、月20万〜30万円になります。企画や広告の運用まで任せる場合は月50万円以上で、これに初期費用が10万〜30万円かかります。

公的な統計ではなく、代行事業者とクラウドソーシングの事業者が公開している目安です(株式会社ローカルマーケティングパートナーズ『SNS運用代行の費用相場』(2026年7月)、ランサーズ『SNS運用代行の費用相場』)。

比較の目安として、採用ブランディング(採用パンフレット、ノベルティ、採用ブログ、SNS、各種WEB広告などの合計)に費用をかけた会社の年間実績は、1社あたり82.7万円でした。月20万円のSNS運用代行を1年続けると240万円です。

Q. 炎上が心配ですが、大丈夫ですか?

炎上より先に起きることがあります。更新が止まることです。

学生への調査では、63.7%が企業のSNSを見て「合わない」「印象が悪い」と感じた投稿があったと答えています。理由の1位は「会社のことや仕事内容が伝わらなかった」で50.8%でした。

炎上するような投稿をしていなくても、伝わらない投稿が並んでいるだけでマイナスに働きます。投稿する前に、本人以外の1人が確認する手順を決めておけば、炎上の多くは防げます。

SNSと求人媒体と人材紹介、どう重ねるかをお話しします

SNSは知ってもらう入口、応募を確実に取るのは求人媒体と人材紹介です。採りたい職種と人数をうかがって、重ねる順番と費用の見立てをお伝えします。月額20万円〜の建設特化採用代行が、採用全体に並走する採用パートナーとしてお手伝いします。

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